以前の記事でも紹介しましたが、
戦後16年間、ボロボロの御所で
過ごされた昭和天皇。

国民を思い、非常に質素な
生活を送られていました。

昭和天皇が過ごしたボロボロの御所

また、昭和天皇は10年以上もの間、
ボロボロの背広を新調されなかった理由に、
陛下のお人柄を偲ばせるエピソードを
ご紹介致します。

昭和天皇がボロボロの背広を
新調しなかった意外な理由血は?

昭和天皇は戦前は軍服を着ておられたので、
昭和10年頃から背広を新調されていませんでした。

そのため終戦後は、
10年以上前に作った背広を着て、
昭和22年の夏の東北の御巡幸では、
かぎ裂きを繕っていたのが出てくる始末でした。

それを見兼ねた侍従が、
「ぜひご新調なるように。
アメリカ人なんかも見ておりますから」

と上奏したところ、
昭和天皇はこう仰せになりました。

「アメリカは勝ったんだし、
金持ちなんだからいい物を
着たって当たり前だが、
日本は負けて、今みんな着るものも
無くて困っているじゃないか。
洋服なんか作る気になれない」

侍従は侍従は食い下がりました。

「あんな古い洋服を着ておられては、
我々の肩身が狭くて困るのです」

すると昭和天皇も折れられて、
「ふうむ・・」「そんなに言うなら、少し作ろう」と
お答えになりました。

こうして作った2、3着の背広を
非常に大切にされ、
晴れがましい客に会う時に
着るようにされたそうです。

しかし客との会見が済んで
部屋に戻ったら、
早くも上着を脱いでしまわれるのです。

これは国民の肩身を
狭くしないために
作った洋服だから、
そう言う時のために
綺麗にとっておかなくては
と言うお気持ちだったそうです。

ご洋服の新調の一つをとっても、
国民のことを思われる。

ご自分の権威や立場に捉われず、
非常に素晴らしいお人柄だったことが窺えます。

どんな時でも常に国民に
寄り添われる日本の象徴。

それが

天皇陛下