財務省は2017年5月10日、
2017年3月末時点の国債や借入金、
政府短期証券を合わせた
国の借金の残高が
過去最高の1071兆5594億円だったと
発表した。

16年12月末に比べ
5兆1360億円増えた。

借金が増えるのは五四半期連続。

17年4月1日時点の
総務省の人口推計
(1億2679万人、概算値)で
単純計算すると、国民一人当たり
845万円の借金を背負っている。

日本経済新聞
2017年5月10日

 

1000兆円の大台を超えた
日本の国債残高。

マスコミはこの数字を取り上げて
「日本が破綻する」
と報じていますが、
元首相・麻生太郎氏は
「多くの国民が信じているが、
これは間違い」
だと完全否定しました。

麻生氏は、日本の財政を
「ギリシャショック」と呼ばれる
ギリシャの経済危機と比較し、
ギリシャとは状況が
まったく異なることを説明。

他にも、
日本のGDPと国債発行高、そして
金利の推移などの数字から、
日本の財政破綻が
マスコミや旧大蔵省の
煽りであると指摘しました。

日本国債や借金などについて、
比喩を使ってわかりやすく
解説した動画の書き起こしです。
(2010年 麻生太郎氏 演説)

■「ギリシャのようになる」
は完全に間違っている
麻生太郎氏■

マスコミが世の中へ流し、
多くの人が信じている
間違った話が一つあると思います。

それは、
日本という国が破産する、
って話。

これは簿記っていうものの
基本がわかってない人が
しゃべって、
わかってない人が書いて、
わかってない人が読んでいるから、
いよいよ話がわからなくなっている

んだと思います。

今からわかりやすく
例を説明するから、
よーく聞いといてくださいね。

帳簿っていうのを見れば、
まず借り方と貸し方と、
二つがあるでしょ、
簡単なことを言えば。

今お金を借りているのは、
みなさんじゃありませんからね。

お金を借りているのは、
政府です。

お金を100借りていれば、
必ず、100貸している人が
いないとおかしい。

帳簿って言うのは左と右が
必ず揃うことになっていますから。

100借りている政府がいれば、
100貸している誰かがいる。

誰が貸しているんです?

そうです、
国民が貸しているんだね。

ところが新聞を見てごらん、
「子供や孫に至るまで
一人700万円の借金」

・・・・・・違うでしょう。

700万円の
貸付金が起きているんですよ、
あれは。

貸しているのはみなさん。

「いや俺、
国債なんか買ってないよ」
と言われるかもいれませんが、
みなさんはお金を
銀行に預けておられる。

銀行にとっては預金は借金ですから、
帳簿の上では借金ですからね。

だからその借金を誰かに貸して、
その”さや”を稼がないと
金貸しという商売は
成り立ちません。